ろう・重複障害作業所「遠州みみの里」とあゆむ会の活動

「みみの里」との関わりは近所に住み外来へ通院していた加藤君に頼まれて外来受付に募金箱を置いたのがきっかけだったと思います。それとは別に、当時、隣の豊田町を中心に浜松を含めた遠州地方でロケを展開していた、大澤監督の映画「アイラヴユー」が制作資金に行き詰まり、「ひくまの出版」の那須田実先生から友人の宮島先生をとおして支援の依頼があり、皆で100万円ずつ無利息で貸し付けるという事をしたのがきっかけで監督や主演女優の忍足亜希子さんたち出演者の方々とも親しくなり映画の完成記念の打ち上げ会にも招かれ、一緒に記念写真を撮ったりしました。それで私が浜松リバティライオンズクラブの20周年の会長を引き受けた時、記念事業の一つとして浜松グランドホテルの鳳の間を東・中・西とぶち抜いて1000人以上入るようにして、映画「アイラヴユー」の無料上映会と大沢監督、忍足亜希子さん、手話コーディネーターの妹尾さんの3人のトークショーを開催し、みみの里の仲間やろう者を最前列に並べたのがもう一つのきっかけです。その時、みみの里を作る会にも資金をアクトしました。そして私も浜松市の手話講座を受講し、手話サークルにも入会しました。そうこうするうちに、ろう・重複障害作業所「遠州みみの里」が完成し、2002年4月に開所しました。みみの里を作る会の会長であった高木さんが施設長に就任し、作る会の後継が単なる後援会ではなく、強力にバックアップしていくという意味で「遠州みみの里とあゆむ会」と名付けられ、6月に第1回の総会が開かれましたが、その準備の段階でサークルの高橋先生にあゆむ会の会長を引き受けて欲しいと言われました。手話というのはろう者と暮らして日常的に手話を使う環境にあれば上達も早いのでしょうが、週1回のサークルも確実に参加できるわけでもないし、なかなか難しいものです。一向に上達しない手話で、多くの先輩がいる中でとても引き受けられないと思いましたが、いろいろ話すうちに、私がちょうど静岡県・浜松市医師会の役をすべて退いたところでライオンズクラブも2度目の会長が終わって静岡県保険協会の理事・西部支部世話人だけとなっていたのと、まだ行政とのパイプも残っていたのでお役に立てるならと引き受けてしまいました。引き受けてみるとこの世界の方々は遠慮深い方が多く、会長職の交代はなかなか難しいようです。私も年を取ってきたし、お願いできる方があればいつでも代わりたいと思いながら、おそらく一生、死ぬまでやるしかないかなと思っています。まず、きっかけとなった映画「アイラヴユー」の無料上映会のポスターど、浜松リバティライオンズクラブ20周年記念誌から紹介します。





映画「アイラヴユー」無料上映会「浜松リバティライオンズクラブ20周年記念誌の一部」

私の担当は主にイベントです。最初に会長を引き受けた時に、会長受諾挨拶で、名古屋を中心に活動するろう学校出身者で作るろう者のロックバンド「ブライトアイズ」のコンサートを開催したいと発言し、苦労はしましたが何とか第2回の総会と同時実施にこぎつけました。以後、コンサート、演劇、映画、落語などいろんなジャンルのイベントを企画しこれまでに11回、開催しました。これを逐一紹介します。現在12回目を、みみの里開設20周年企画として鋭意検討中です。


聴覚・ろう重複障害者作業所「遠州みみの里」チャリティイベント
(リニューアル後は上記の社会貢献の遠州みみの里の活動に移行させていただきます)
これまでのみみの里チャリティイベント

第1回(ブライトアイズ浜松公演)
ポスターチラシ


 
第2回(チャリティ絵画展)
第1報第2報第3報第4報
第5報第6報



 
第3回(チャリティ音楽祭)
(浜松リバティライオンズクラブ結成25周年記念イベント)

ポスターチラシプログラム1ページ2ページ3ページ4ページ



第4回みみの里チャリティ
ろう劇団いぶき浜松公演


プログラム表(1面、4面)、 プログラム裏・見開き(2面、3面)





第5回みみの里チャリティ映画祭
案内書
映画「ヘレンケラーを知っていますか公式サイト
映画「ふるさとをください」紹介サイト


第6回みみの里チャリティ手話落語会

平成22年5月8日(土)13:30〜16:00 浜松市福祉交流センター2階ホール
大成功で終了しました。ご協力ありがとうございました。



第7回みみの里チャリティ演劇会(庄ア隆志)

チラシ1チラシ2出演者紹介



第8回みみの里チャリティ演劇会
デフ・パペットシアター・ひとみ浜松公演

『森と夜と世界の果てへの旅』

(デフ・パペットシアター・ひとみ結成30周年記念作品)

平成25年8月31日(土)13:30〜14:50 浜松市福祉交流センター2階ホールで定員600名のところ547名の参加があり、盛況裡に終了しました。交流懇親会も17:00〜19:00浜松市福祉交流センター4階大広間(和洋室)で72名の参加で盛会でした。
ろう者3人、健聴者3人の人形劇、手話と音声と字幕スーパーで等身大に近い大きな人形で黒子も一緒に歌ったり踊ったりの楽しい公演でした。次回もよろしくお願いいたします。



第9回BRIGHT EYES super-duper浜松公演

第1回のブライトアイズを再びお呼びしました。
2014年7月27日(日曜日)午後、浜松市福祉交流センターホール


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「耳が聞こえないからバンドやってます!!」
平成元年5月、名古屋聾学校音楽クラブ設立をきっかけにブライトアイズを結成し、現在も名古屋を中心に全国各地でライブ活動中。
「奇跡体験!アンビリバボー」、「”愛は地球を救う”24時間テレビ」など多数のテレビ番組にも出演した。
「ジャップ・ザ・ロック・リボルバー」映画化、講談社からブライトアイズの単行本も出版された。
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メンバー構成
【ボーカル】鈴木俊祐
【ベース】山本智久
【ギター】木村正明
【ドラム】成田佳総


第10回鈴木重子・大島花子ジョイントコンサート

2015年11月15日(日曜日) アクトシティ浜松中ホール



第11回:夢街道コンサート、大道芸人きぼうのパフォーマンス


2018年2月3日(土曜日)
浜松市福祉交流センターホール
盛会裡に終了しました。ご協力に感謝します。


第12回:ろう者と聴者がともに作る人形劇
デフ・パペットシアター・ひとみ 浜松公演
聴覚・ろう重複障害者作業所「遠州みみの里」開設20周年
遠州みみの里とあゆむ会 設立20周年 記念企画

2022年11月12日(土曜日)
浜松市福祉交流センターホール 午後6時開演

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